RailsConf2012に協賛しました

こんにちは、新規事業部・エンジニアの平野です。

クックパッドは、RailsConf2012にダイアモンドスポンサーとして協賛させていただきました。 RailsConfは、最新情報を交換したり他の人の取り組みを学んだりできるRailsコミュニティ最大のイベントです。 今年は、4月23日から3日間、テキサス州オースティンで開催され、世界中からRailsエンジニアが集まりました。

Railsconfのプログラムには、4人のエンジニアがスピーカーとして登壇し、クックパッドの取り組みや個人プロジェクトの成果などを発表させていただきました。 発表の様子を映した動画は、以下のサイトで公開される予定となっていますので、ぜひご覧になってみてください。 http://confreaks.com/events/railsconf2012

  1. Charles Abbot / RoRoRoomba - Ruby on Rails on Roomba http://speakerdeck.com/u/cwabbott/p/rororoomba-ruby-on-rails-on-roomba-railsconf-

  2. 井原正博 / How Rails helps make cooking more fun in Japan

http://speakerdeck.com/u/ihara/p/how-rails-helps-make-cooking-more-fun-in-japan

  1. 村田賢太 / Chanko - How Cookpad safely releases multiple feature prototypes - in production - for test segments of their 15 million engaged users

http://speakerdeck.com/u/mrkn/p/chanko

  1. Miles Woodroffe / Cookpad Keynote

http://speakerdeck.com/u/tapster/p/railsconf-2012-cookpad-keynote

私や他のスタッフは、会場内にブースを設置して、各国から集まったRailsエンジニアたちに、クックパッドの紹介をしてきました。 はじめは、海外での知名度はそれほど高くないため、誰にも振り向いてもらえないのでは...なんて不安もありました。 しかし、実際に、イベントがはじまると、ブースは大盛況! 日本発のまだあまり耳慣れしないサービスに、新鮮な興味を持ってもらえたようです。 コック帽をかたどったクックパッドロゴ入りのグッズは飛ぶようになくなりましたし、「どんなサービスなの?」「エンジニアは何人いる?」「スマホアプリもやってるの?」とあちこちから質問攻めにあうこともありました。

なかにはその場でサイトにアクセスして、使ってみようとしてくれた方もいました。 日本語しか対応してないことを惜しみ、今すぐにも英語版を使いたいと声をかけてもらったのが印象的です。 料理を楽しみにするクックパッドのサービスを早く世界にも届けていきたい、そう強く感じました。

さて、今回RailsConfに協賛させていただいたのは、普段自分たちが使っているRailsというオープンソースコミュニティの活動に、敬意を示し、感謝の気持ちを伝えたいと考えたからです。

クックパッドでは、4年前にRuby on Railsを採用しました。 それ以来、このパワフルなフレームワークのおかげで、開発速度を加速させ、すばやく機能を実装できる環境を手に入れました。 おかげで、アイデアを形にして検証するサイクルをすばやく回すことが可能になり、ユーザーからたくさんのことを学ぶことができました。 今のクックパッドがあるのは、こうしたユーザーの問題解決に集中できる環境を用意してくれた数々のOSSのおかげだと言っても過言ではありません。

今後、クックパッドは積極的にオープンソースコミュニティに貢献していきたいと考えています。 オープンソースプロジェクトにコミットしたり、社内で開発されたライブラリやツールを切り出してオープンソース化する取り組みも、より活発にしていく予定です。 また、今回のRailsConfへの協賛にとどまらず、各地で行われる開発者イベントの支援も検討しています。 そして、このコミュニティから生み出された素晴らしい技術をとことん活用して、世界中の人々が抱える日常の問題を解決することに挑戦し続けたいと考えています。