第5回 開発コンテスト24 総まとめ

イベント概要 : 2014年も開発コンテスト24を開催します! - クックパッド開発者ブログ

開発コンテストへのご参加ありがとうございました。みなさんが朝早くから夜遅くまで開発しているところや、作品を提出してそのまま倒れ込むように休むところも見ていました。本当にお疲れさまでした。

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時間帯と提出数のグラフは下のようになっています。

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やはり7〜9時台の提出が一番多いですね。最速ではコンテスト開始から7時間後に提出があり、締め切りの2秒前に最後の応募がありました。

また、プラットフォームの割合を見るとWebアプリが56.4%、スマートフォンアプリがAndroidとiOS合わせて41.8%ありました。

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去年のスマートフォンアプリの応募数は3割くらいだったと思うので、増えてきていますね。 受賞作品を見るとWebアプリの方が多いので、24時間という短い時間だとWebアプリの方が作りやすいのかもしれません。

開発コンテストは終わりましたが、今週の土曜日(10/25)に 第5回開発コンテスト24授賞式&LT大会 を行います! ここでは、受賞者の方々にどういうことを考えて、どういう環境で、どうやって開発したのかということや、作品のこだわりポイントを紹介してもらったりしていただこうと思っています。 また、受賞者でなくても自分の作品を自慢したり、うまくいかなかったところや失敗は共有したりして、今後の開発に役立てたいと思っております。まだ空きがありますので、よろしければご参加ください。

受賞作品一覧

【最優秀賞】マゴトーーク

  • 受賞者 : よっきー&英吉 さん
  • 説明 : 孫の数も増えてきて、彼らがどんどん成長する姿は日々の楽しみ。でも、それにともなって会話が減っていませんか? マゴトーークは、年齢と性別を入力するだけで、孫世代に話しかけられるキーワードがすぐに分かるサービスです。 会話のきっかけを作って、どんどんコミュニケーションしていきましょう!

【優秀賞】EmotionTopic

  • 受賞者 : SUGARSPOT さん
  • 説明 : Twitterで知り合ったはじめての人と実際にあうとき、どんな話題を話して良いかこまります。 そんなときにEmotionTopicを使うと、過去のツイートから興味のあるTopicを取得してはなしのきっかけを作ることができます。 Topicには、それぞれ次のような感情情報があるので、それを参考に興味のある話題をしましょう。 【Positive】ポジティブな話題 【Normal】とくに感情が関係ない話題 【Negative】ネガティブな話題

【グローバル賞】GentlyAsk

  • 受賞者 : harip0 さん
  • 説明 : GentlyAsk はあなたの「話しかけたい」を解決します。 仕事中の同僚や、勉強している友達に声をかけづらいと思ったことはありませんか? GentlyAsk は相手の作業を邪魔することなく話しかけるために作られたアプリケーションです。 パソコンのウェブカメラを用いて顔の動きを検知し、 作業者に負担のないタイミングで「話しかけたい」を知らせることができます。

【デザイン賞】ダレトーーク

  • 受賞者 : よっきー&英吉 さん
  • 説明 : どうしても誰かと話したい。 そんな時、誰かと話すキッカケになること間違いなし!! ダレトーークは知らない誰かと電話できるサービスです。 ダレトーークの電話番号にかけた人同士で通話をします。 電話番号を通知することなく誰かと電話ができます。 今回のテーマを言葉の通り受け取り制作しました。

【技術賞】viiiideo

  • 受賞者 : 不動産屋の手先 さん
  • 説明 : viiiideoは4人以下でyoutubeの動画を一緒に楽しめるWEBサービスです。 ビデオチャットをしながらyoutubeを同時再生します。 友人と顔を見て話しながら動画が見れるので、怖い動画や笑える動画で絶大な威力を発揮します。 特に複雑な会員登録が必要なく、URLを生成して送るだけという簡単なスキームもこだわりです。


審査員も開発者に負けないくらいの熱量で審査を行いました。審査員からは普段とは違った視点でサービスを見ることができてとても良い勉強になったという声も聞いています。

クックパッドでは新しい技術の検証や技術の理解のために勉強会を頻繁に行っており、このブログでもよく記事を投稿しています。それらはエンジニアとしての技術的興味はもちろんですが、その機能は「誰」の「どんな問題」を解決するのか、どうやってユーザーのために役立てるか、ということを一番に考えてます。 今年のテーマは「誰かと話すキッカケを作るサービス」でしたが、普段の開発と同じように、リアルにユーザーが使っているところを想像できるかということを意識して審査を行いました。

どの作品も甲乙付けがたく、惜しくも受賞を逃した作品もその差はほんの少しだけだったので、これに懲りずまたご参加いただければと思います。

たくさんのご応募どうもありがとうございました。